原信夫とシャープス&フラッツは1951年のバンド発足より長きにわたり日本の音楽シーンをリードしてきました。
しかし2008年のファイナルコンサートツアーを最後に惜しまれつつも解散。
その後、宮内庁での御前演奏を始め幾度かの特別復活を繰り返してきましたが2021年6月、リーダー原信夫の他界により活動もここまでかと思われました。

しかし、シャープス&フラッツには原の残した大きな遺産としてQuincy Jones, Benny Golson, 前田憲男など超一流編曲家による楽譜や、美空ひばりの大ヒット曲「真赤な太陽」などのオリジナル作品もあります。
今となっては決して新しいサウンドではありませんが、この歴史と音楽文化は次の世代へと継承すべきです。
そこで元メンバーであり原信夫が絶大な信頼をおいていたアルトサックスの大山日出男氏を「コンサートマスター」として迎え当時のメンバーを中心にバンドを再結成させました。

ライヴやコンサート、ジャズフェスはもちろん、教育機関における芸術鑑賞会なども積極的に取り組み、現在では”クラシック”とも言えるビッグバンドジャズを若い世代へも届けることで日本のジャズをはじめとする音楽全体の向上へと繋げていければと考えております。

日本において長年トップバンドであり続け、現在では皇居内で演奏した唯一のジャズバンドであること、そして紫綬褒章、勲四等旭日小綬章を叙勲していることなど、数多くの原信夫の偉業を称え、日本で初めて卒去後もリーダーの名前を冠したビッグバンドとして、2024年より原信夫とシャープス&フラッツは再始動しました。

現在では非常に珍しい、一切コンピューター管理のない「完全人力」による演奏。
17名が一斉に出す生音のパワーを是非体感してください!

HARA Music Japan YUMA HARA